8/13/18

7/29にサマステで五十嵐玲央くんに夢中になってからもう2週間たってしまった。

(いくらチケットが入手しやすかったとはいえ)翌日の現場に入ることをすぐさま決めるほどの衝動をいままで持つことはなかったし、とにかくなにもかもが新鮮だった。もともとキンプリツアーを当てていて、それはキンプリを見る目的で当てたものだったし、さすがにキンプリいたら目移りしてキンプリ見てしまうだろうと思っていたのに、結局終わってみればほぼいがれおしか見ていなくて、自分にびっくりしている。遠くの自担より近くの他担派を自称していたのに(といっても担当はいないのですが)、サマステでもキンプリでも、常にいがれおを見ていた(みなみなサマーだけは前田を見ていた)。

アベ・プレヴォー『マノン・レスコー』を少し前に読んだ。ファム・ファタル小説の元祖と言われている作品で、魔性の魅力をもつマノンがその魅力ゆえに自分とそのまわりの男の人たちを破滅に導いてしまうという内容。この小説は、マノン、つまり女性をあまりにも主体性のない存在として描いているとして批判も多いそうです(マノンは自分から男の人を選ばないし、男の人からの誘いは断らない)。でも、わたしはこれを読んだとき、プレヴォーの描写が過剰なものだとは思わなかった。自分がマノンに似ていると思ったから(魔性の魅力はないです)。なにかを主体性をもって選びとるということを最近はしてなかった気がする。言い訳をすると、自分のこだわりが強すぎるのを知っているあまり、というか完全に好きになれる人なんていないだろうと思っているから、一周まわってなんでもよくなった。

前置きが長くなりました。7/29からのわたしはマノンではない気がします。自分の会いたいと思う人に会って、特別会いたいわけではない人には会わないという選択をするようになった。新鮮で不思議な感覚。